肌にうるおいとハリを与えてくれる「ヒアルロン酸注射」。
しわ改善やエイジングケアにも有効なだけでなく、涙袋形成なども、様々な種類があり、美しさを追及する女性から人気の美容施術です。
今回はヒアルロン酸注射の効果やメリット、副作用など、ヒアルロン酸注射について徹底解説しています。
シワやたるみ改善に!「ヒアルロン酸注射」
ヒアルロン酸注射は、加齢による肌のボリュームが気になる箇所に注入します。真皮の内側に注入されたヒアルロン酸は、肌をふっくらさせて気になるシワやボリュームを目立たなくしてくれる治療方法です。
しかも施術が簡単で、時間も10分ほどで終了します。気軽にできるプチ整形として、年齢性別を問わず多くの人に取り入れられています。ほうれい線や目尻のたるみはちもちろん、唇や鼻のボリュームアップの目的でも人気です。
ヒアルロン酸注射(ヒアルロン酸注入)とは?
ヒアルロン酸注射と聞いても、「そもそもヒアルロン酸って何?」と思っている方も多いのではないでしょうか。多くの方ががヒアルロン酸は「肌に良い成分」といった、ざっくりとした知識しか持ち合わせていないことと思います。ここからはヒアルロン酸の基礎知識と、ヒアルロン酸注射の方法について解説していきます。施術前にしっかりと理解しておきましょう。
そもそも「ヒアルロン酸」って何?
ヒアルロン酸は人の肌にも存在しているゼリー状の成分です。保湿力が非常に高く、1gのヒアルロン酸で約6リットルもの水を保つことができます。しかし加齢や紫外線の刺激と共に減少してしまいます。ヒアルロン酸は水に溶けやすく、肌なじみが良いというメリットがあります。化粧水や美容液などで、「ヒアルロン酸配合」というキャッチコピーを目にしたことがあるのではないでしょうか。高い保湿性と安全性を理由に、美容業界ではなくてはならない存在です。
化粧品はもちろん、美容整形や医療の場でも活躍しています。関節の痛みの緩和などにも使用されます。
ヒアルロン酸注射はダイレクトに気になる部位へ薬剤を注入する
保湿性と安全性の高いヒアルロン酸は、肌に直接注入する方法もとられています。顔のボリュームが気になる部分や骨に、細い針で注入していく治療方法です。人間の肌にも存在しているため、アレルギーの心配も少ないのがメリットとなります。顔全体を整形するのではなく、気になる部分にダイレクトに注入できるのが大きな特徴です。切ったり削ったりすることがありませんし、気軽に始められるプチ整形として人気が高まっています。
しかしヒアルロン酸は体内に注入しても吸収されてしまうため、定期的な注入が必要です。基本的な持続期間はクリニックやヒアルロン酸の薬剤により異なります。
比較的簡単な施術内容とはいえ、技術が足りないとトラブルの元となります。ヒアルロン酸注射は信頼できるクリニックで施術を受けましょう。
ヒアルロン酸注射の効果とは?
ヒアルロン酸注射について基本的なことが分かったら、詳しい効果が気になるのではないでしょうか。ヒアルロン酸注射で気になる箇所がどれくらい改善するのか、またどんな効果が得られるのかを知っておきましょう。
実は、ヒアルロン酸注射と言っても使用する薬剤や量で効果が異なるのです。また注入する箇所によっても効果が変わってきます。それは部位によって目的としている治療方法が違うからです。何も知らずに施術を受けようと思っていると、失敗や後悔のもととなりますので注意が必要です。より詳しくみていきましょう。
注入する薬剤・量・部位により効果が異なる
ヒアルロン酸注射は、クリニックにより薬剤の成分が異なります。ヒアルロン酸は時間が経つと肌に吸収されてしまうことは上でお伝えしましたが、吸収されにくいように改良されている薬剤もあるのです。もちろんヒアルロン酸の量でも効果が異なります。たくさん注入すれば効果も高いですが、量が多ければ良いというわけではありません。多ければ多いほど不自然になりますから、個人により適切な量を注入するのが基本です。
また注入する部位によっても効果が変わります。ほうれい線に注入すると目立たなくなりますし、唇に注入するとふっくらとするのが特徴。部位や目的によって注入する量は異なりますから、全ての部位に同じ効果が得られるとは限らないのです。
基本的な効果はボリュームアップまたはシワ改善
上で説明したように、ヒアルロン酸注射は「ボリュームアップ」と「シワ改善」の効果が基本です。ヒアルロン酸注射では、保水性を高める目的や肌をしっとりさせるためには使用しません。ハリがなくなった部位に注入して、理想に沿ってボリュームアップすることがおもな目的です。しかしヒアルロン酸注射はどの部位のボリュームアップが可能で、どんな悩みに適しているのでしょうか。次より詳しく解説していきますので、ボリュームアップとシワ改善の違いを確認しておきましょう。
ボリュームアップ
加齢でヒアルロン酸が減少すると、肌全体のボリュームが下がってきます。ヒアルロン酸注射では頬のトップ部分やおでこ、上まぶたのたるみにボリュームを追加することが可能です。またあごにヒアルロン酸を注入して、横顔のEラインを整えるためにも用いられます。加えて唇のボリュームアップや涙袋の施術などは、年齢を問わず人気の高い施術内容です。
ボリュームアップに適している人は、次のような方です。
- 頬のたるみが気になる
- おでこのたるみが気になる
- 目元のたるみが気になる
- 鼻の形を整えたい
- 唇をぷっくりさせたい
- あごの形を整えたい
- 涙袋を作りたい
シワ改善
シワ改善は目尻のシワやほうれい線、おでこのシワを目立たなくするために利用されています。ボリュームアップとは異なり、シワ改善はシワが気になる部分に細かく注入して目立たなくするのが目的です。シワ改善のヒアルロン酸注射は、シワの溝に沿って皮膚の内側に直接注入していきます。シワの部分を物理的に持ち上げるため、注入後すぐに効果が実感できるのがうれしいポイントです。シワ改善におすすめなのは、次のような方です。
- ほうれい線が気になる
- 目元のシワが気になる
- 眉間のシワが気になる
- 口元のシワが気になる
表情シワはボトックス注射が向いているため、気になる方は美容クリニックで相談してみましょう。
その他の効果
肩や膝などの痛みを伴う症状の場合は、ヒアルロン酸注射で一時的に改善させることもできます。人間の関節部分には軟骨がありますが、多くの軟骨がすり減ると歩行などで痛みを伴うようになるのです。おもな症例は変形性膝関節症や半月板損傷などが代表的です。ヒアルロン酸を注入することで、軟骨関節の痛みを和らげたり軟骨の代わりとなります。ヒアルロン酸注射は高齢者でも体の負担が少ないため、治療目的でも多く活用されている方法です。
ヒアルロン酸注射の効果はどのくらい続くの?
ヒアルロン酸注射をするにあたって、持続期間は気になるポイントです。簡単で効果的なヒアルロン酸注射ですが、残念ながら一度注入したら永久に持続するものではありません。一度の注入で継続できるのは、一般的に半年から1年とされています。ここからはヒアルロン酸注射の効果持続期間と、ヒアルロン酸注射のしくみについて解説していきます。
効果持続期間は半年〜1年程度
ヒアルロン酸注射の効果が持続する期間は、およそ半年から1年程度です。施術直後から効果が実感できますが、少しずつ体内に吸収されていきます。吸収されるのはヒアルロン酸と人体との関係上、どうしても避けられません。ただし少しずつ吸収されていくため、いきなり元に戻ることはないので安心してください。
注入後の効果は、使用されるヒアルロン酸の種類によっても異なります。ヒアルロン酸注射で使用される薬剤は1つではありません。頬などの大容量の注入に適したものや、目元などのポイントで注入するのに適した薬剤もあるのです。
薬剤はクリニックにより異なります。そのためカウンセリングの際に使用する薬剤の特徴について聞いてみることをおすすめします。
また部位や注入量、個人の差があることも理解しておいてください。クリニックではたるみの度合いや理想の仕上がりなどを見て、予想される持続期間を割り出していきます。実際にどれくらい効果が持続するかは、クリニックのカウンセリングで聞いてみましょう。
効果を持続させるには継続的なヒアルロン酸注入が必要
ヒアルロン酸は効果を持続させるために、継続的に注入する必要があります。それは何度も説明している通り、ヒアルロン酸の性質上体内に吸収されてしまうからです。しかしその分、安全な成分ともいえます。注入の頻度は効果が持続する期間に合わせて、半年から1年のペースでおこなわれます。ただし個人差があることや、薬剤の質の違いによりペースが変わることも考えられます。ご自身の満足度合いやクリニックからのアドバイスに沿って、定期的に注入していきましょう。
ヒアルロン酸注射のメリット
ヒアルロン酸注射のメリットは、シワを目立たなくすることやボリュームアップだけではありません。ヒアルロン酸注射のメリットは、大きく分けて6つあります。次から詳しく見ていきましょう。
安全性が高い
ヒアルロン酸はもともと人体に存在している成分です。アレルギーの心配も少ないとされています。ゴムや金属などは人によってアレルギーを起こす危険性がありますが、ヒアルロン酸はほぼないといって良いでしょう。ヒアルロン酸を注入すると元から人体にある性質上、時間をかけて体内に吸収されることはこれまでに説明してきました。人体に含まれる物質なので、そのまま吸収してしまっても問題がないのです。とても手軽といえるのではないでしょうか。
注入されたヒアルロン酸は、半年から1年ほどかけてじっくりと体内に吸収されていきます。体内に塊が残らないか気になるかもしれませんが、注入用のヒアルロン酸はより安全性が高く作られているため心配いりません。
ただし注入するヒアルロン酸を選ぶときは、薬剤の安全性が保健機関に認められているものを選びましょう。あまりに料金の安いクリニックでは、粗悪なヒアルロン酸を使っている可能性もあります。クリニックを選ぶときやカウンセリングの際には、使用するヒアルロン酸のメーカーや特徴を詳しく確認しておきましょう。
効果をすぐに実感できる
ヒアルロン酸注射はその名の通り、注射針で肌に直接ヒアルロン酸を注入する方法です。物理的にボリュームアップをするため、施術後すぐに効果を実感できます。即効性の早さは、医療業界でも活用されています。膝や肩などの関節の治療にも使われていると説明しましたが、長期間のトレーニングや治療を必要とせず、確実に効果を得られるのがメリットです。美容でも医療でも、ヒアルロン酸注射は重宝されています。
老化や体の不調は防げるものではありません。ヒアルロン酸注射は物理的に、その日から確実に効果を得られます。これまでは難しいとされていた治療も、安全に理想的な体を手に入れられるようになっています。
気になる部位にピンポイントで注入できる
ヒアルロン酸注射は、目元や眉間などの小さな範囲でもピンポイントで注入できます。そのため、細かいシワやたるみだけを目立たなくすることができるのです。シワを内側から持ち上げるように注入して、シワの部分だけにボリュームを持たせられます。大がかりな整形手術になると皮膚を切開して切り取り、縫い合わせるといった手法もあります。顔全体が若々しい印象になりますが、相当広い範囲をリフトアップするということです。気になる部分はもちろんですが、気にしていない部分も一緒に引き上げることになってしまいます。
切開などの大がかりな美容整形手術は怖く感じられますが、気になる部分がほんの一部であればヒアルロン酸注射が適切です。症例によって理想的な施術方法がありますから、ヒアリングの時にしっかりと伝えましょう。
施術時間が短い
ヒアルロン酸注射の施術時間はとても短いです。注入だけの時間はおよそ10分程度。すぐに終わるので施術予定を入れやすく、仕事帰りや休日のすき間時間に施術できるのがメリットです。ヒアルロン酸注射の施術の流れは次のとおりです。
1:カウンセリング
施術前のカウンセリングをおこないます。ヒアルロン酸を注入する部位や量を確認して、顧客とクリニックに相違がないことを確認します。
化粧をしている場合は、施術前にメイクオフをします。クレンジングフォームはクリニックにあることが多いですが、心配な場合はカウンセリングで問い合わせてみてください。
2:麻酔クリームを塗る
施術箇所に麻酔用クリームを塗ります。麻酔の効果が出てくるまで、およそ20~30分ほど待ちます。
3:施術開始
肌にヒアルロン酸を注入していきます。注入に要する時間は部位や量にもよりますが、1箇所あたりおよそ10分くらいです。
4:アフターケア
施術後の様子を見ます。特に変わった様子がなければ施術終了です。
クリニックによって細かい流れは異なりますが、大まかな流れはカウンセリングから麻酔、施術、アフターケアの流れが一般的です。基本的に注射をするだけなので、通常の美容整形手術に比べて非常に短い時間で施術が完了します。
切らない治療だから気軽にできる
ヒアルロン酸注射は、気になる部分に注射をするだけです。メスを使わないので、ダウンタイムがほとんどありません。そのため美容整形が初めての人でも気軽に始められます。「いきなりメスを入れるのは怖い」「少ないリスクで美容整形したい」という方にぴったりです。また施術後に気に入らなかった場合、「ヒアラーゼ」という成分を使用すれば元に戻すことも可能です。切らない治療だからこそ、やり直しも気軽にできるところもうれしいポイントです。
施術直後から洗顔やメイクアップが可能
ヒアルロン酸注射は、施術が終わったらすぐにいつも通りのメイクができます。ピンポイントで注入する治療なので傷口はほとんど目立ちません。もし翌日に会社や学校があっても、前日に寄って治療を受けた翌日から普通の生活ができます。施術のためにメイクを我慢したり、仕事や学校の予定を合わせる必要がありません。予定が大きく狂うことがないため、時間がない方でも気軽に施術できるのです。
ヒアルロン酸注射のデメリット
ヒアルロン酸注射にはたくさんのメリットがあることが分かりました。次はデメリットをみていきましょう。ヒアルロン酸注射のデメリットは大きく分けて2つあります。デメリットを知ると不安になるかもしれませんが、良い部分とそうでない部分を知ったうえで施術することが、最も安心できることではないでしょうか。それでは詳しくみていきましょう。
副作用が出ることがある
ヒアルロン酸注射は、まれに副作用が出ることがあります。副作用の中でもよくある症状は「しこり」と「内出血」の2つです。次より1つずつ解説していきます。しこり
ヒアルロン酸注射でできるしこりは、クリニックの技術不足が考えられます。たとえばほうれい線の改善にヒアルロン酸注射をする場合、仕上がりを予想して注入する方向や量を決めています。顔は皮膚が薄いため高い技術が必要ですが、技術不足のため平らにしたい部分を盛り上げてしまうケースもあるのです。または、ヒアルロン酸の質が合っていないことも考えられます。クリニックの中には知識不足や悪質なところもあるのです。ヒアルロン酸は顔に適しているものや、膝に適しているものがありますが、各部位に適していないヒアルロン酸が注入されるとしこりを感じやすくなります。
クリニックによっては、お試し価格とうたって破格の料金でヒアルロン酸注射をしているところがあります。しかし悪質なクリニックでは、他の部位に使う安いヒアルロン酸を顔に注入しているところもあるため、料金だけに釣られないようにしましょう。
内出血
顔の皮膚は薄くて柔らかいため、注射の後に内出血を起こすことがあります。しかし針を刺したところが内出血することがほとんどです。万が一内出血をしても数日で消えることがほとんどですから、それほど心配することはありません。さらにヒアルロン酸注射は施術後すぐにメイクをすることができます。もし施術後に内出血があっても、メイクで隠してしまえば分かりません。ただしあまりにも内出血の範囲が広い場合や、なかなか消えない場合は施術したクリニックに相談してください。
期待していた形にならず失敗することがある
ヒアルロン酸注射は手軽な施術方法ですが、失敗したと感じる人は少なくありません。ではどんなところに失敗したと感じているのでしょうか。よくある失敗例を見てみましょう。- 頬にボリュームを付けすぎた
- あごにボリュームを付けすぎた
- 涙袋を大きくしすぎた
- 注入したところがボコボコしている
完全に理想通りに施術するのは難しいかもしれませんが、あまりにも出っ張りすぎている場合はクリニック側の技術が不足していることが考えられます。
ヒアルロン酸注射を成功させるポイント
ヒアルロン酸注射のメリットやデメリットが分かりましたが、それでも「失敗したらどうしよう」と不安になるものです。ヒアルロン酸注射を成功させるために、気をつけるべきポイントが3つあります。
そのポイントとは、「理想のイメージをはっきりさせる」「クリニックの症例を確認する」「信頼できるクリニックで受ける」の3つです。どれもヒアルロン酸注射を検討したら始められるものばかりです。次から詳しく説明していきます、ぜひ参考にしてみてください。
事前カウンセリングで施術者となりたい顔のイメージを一致させる
施術前のカウンセリングでは、自分のなりたい顔やイメージをクリニックと一致させましょう。理想の形や憧れの有名人がいる場合などは、スマートフォンで写真を見せるとクリニックにイメージが伝わりやすいです。ただし全てをクリニックにお任せするのではなく、理想の仕上がりを自分でもしっかりと把握しておくことがポイントです。仕上がりのイメージがざっくりとしか掴めていない人は、スマートフォンなどで理想的な写真を探してみましょう。
人によっては、キレイな芸能人の写真を理想として見せるのは恥ずかしく感じる人もいます。しかしクリニック側は気にしません。むしろ参考になるため、遠慮せず理想の形や仕上がりをクリニックと共有しましょう。
施術者の症例を確認する
クリニックには施術者の症例がたくさんあります。カウンセリングの際には、同じ部位や希望の仕上がりでおこなった症例を聞いてみてください。ヒアルロン酸注射の施術者は豊富な経験や知識があるため、仕上がりのイメージはある程度分かっているはずです。より参考になる答えをもらうには、同じくらいの年齢で同じ箇所・薬剤で施術を受けた場合、仕上がりとどれくらい効果が持続したのかを相談してみます。症例の写真を見せてくれることもありますし、おおよその効果持続期間も教えてくれるでしょう。
施術後に「こんなはずじゃなかった」「失敗した」と思わないためにも、これまでに施術を受けた人の症例を確認しておきましょう。
信頼できるクリニックで受ける
失敗しないための一番のポイントは、信頼できるクリニックでヒアルロン酸注射を受けることです。信頼できるクリニックは、メリットだけでなくデメリットも踏まえて伝えてくれます。逆に、都合の悪いことを隠して施術するクリニックは信頼できません。信頼できるクリニックは、次のような例が当てはまります。
- 契約を急がない
- 適度に顧客の不安や質問を聞いてくれる
- 都合の悪い質問にも正直に答えてくれる
- 顧客の質問に対して迷わず答えられる知識がある
- たくさんの症例がある
- ヒアルロン酸注射に対してこだわりがある
- スタッフの教育や研修に力を入れている
カウンセリングだけなら複数のクリニックで受けられます。気になるクリニックをいくつかピックアップして、複数のクリニックに相談に行っても良いでしょう。
こんな方にヒアルロン酸注射がおすすめ!
ヒアルロン酸注射について理解できたところで、どんな方に向いているのかをおさらいしましょう。ボリュームアップ | シワ改善 |
---|---|
・頬のたるみが気になる ・おでこのたるみが気になる ・目元のたるみが気になる ・鼻の形を整えたい ・唇をぷっくりさせたい ・あごの形を整えたい ・涙袋を作りたい |
・ほうれい線が気になる ・目元のシワが気になる ・眉間のシワが気になる ・口元のシワが気になる ・加齢による肌の変化を感じる |
ボリュームアップとシワ改善では目的が違います。とくに加齢によるボリュームアップやシワ改善は、気になったら目立たないうちに施術するのがおすすめです。さりげなく注入していくことで、相手により自然なイメージを与えられます。
ヒアルロン酸注射に関するよくある質問
ここからはヒアルロン酸注射をするにあたり、よくある質問をまとめました。ヒアルロン酸注射の基本は分かっても、いざ施術が決まると不安が出てくるものです。今回はよくある質問を3つピックアップしました。
ヒアルロン酸注射の人気部位は?
ヒアルロン酸注射をするにあたり、人気の高い部位をご紹介します。クリニックによって症例が異なるため、あくまでも目安として見てみてください。- 目の下のくぼみ
- ほうれい線
- 鼻
- あご
- 額
- こめかみ
- 涙袋
- 頬
- 唇、口角
続いて人気が高いのがほうれい線です。ほうれい線も目の下に続いて人気が高い部位となっています。目の下とほうれい線を治すだけでも、かなり若々しい印象となります。
第3位の鼻は、年齢を問わず人気の高い部位です。鼻の形をととのえたい、鼻筋を通したい人がおこないます。その他では顎の形を整えたり、涙袋を形成したりするためにヒアルロン酸注射をする若者も多くいます。
ヒアルロン酸注射は痛いですか?
残念ながら、まったく痛くないとはいえません。しかし施術前に麻酔クリームを塗るため、痛くて我慢できないほどではありません。注射針を刺すので、チクッとした痛みは出る可能性があります。もし痛みに弱い人や注射が苦手で怖い人は、カウンセリングの際に相談してみましょう。クリニックによっては麻酔の量を増やしてもらえる可能性があります。
ヒアルロン酸注射とボトックス注射の違いとは?
ヒアルロン酸注射は、無表情の状態でもできているシワに有効です。一方でボトックス注射が向いているのは、表情を変えたときにできるシワです。シワの種類は同じようで実は違っていて、治療方法が異なります。無表情でも分かるシワは、常に現れているシワになります。ヒアルロン酸注射はヒアルロン酸を注入して、内側からシワを持ち上げる方法です。
しかしボトックス注射は、筋肉の動きを柔らかくする効果があります。ふだんはシワができていない状態でも、笑ったときなどにできるシワは筋肉の動きによってできているのです。
「自分はどっちの注射に向いているの?」と思うかもしれませんが、個人差があるため実際に見てもらわないとわかりません。もし自分が気になっているシワがヒアルロン酸かボトックスかわからない場合は、クリニックに相談してみましょう。
まとめ
ヒアルロン酸注射について解説しました。ヒアルロン酸注射は魅力的ですが、顔に注入することもあるため不安が大きい方もいるのではないでしょうか。しかしヒアルロン酸の安全性を知ることで、きっと不安が少なくなったと思います。ヒアルロン酸注射の不安や疑問は、施術前にある程度解決しておくと安心です。ヒアルロン酸注射は最初は怖いかもしれませんが、一度施術を受けると魅力が分かるはずです。信頼できるクリニックでぜひ試してみてください。